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2021 · 07 · 22 (Thu) 16:43

東京五輪 開閉会式ディレクターの小林賢太郎氏を解任 五輪組織委員会

騒動の発端


東京オリンピック(五輪)の大会組織委員会は22日、東京五輪で開閉会式のディレクターを
務める小林賢太郎氏(48)を解任したと発表した。
組織委によると、小林氏は演出全体の調整役を務めていた。

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小林氏はお笑いコンビ「ラーメンズ」として活動し、現在は舞台作品などの
企画・脚本を手がけている。
ラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画が
インターネット上で拡散し、批判が集まっていた。

組織委は同日、
「過去に、歴史上の痛ましい事実を揶揄(やゆ)するせりふを使用していたことがわかった」と
解任の理由を説明した上で、
「開会式が目前に迫る中、このような事態となり、多くの関係者、都民・国民の皆さまに
ご迷惑・ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とするコメントを出した。



この後、記者会見を開いた組織委の橋本聖子会長は、過去のコントでの発言を把握した
21日深夜から22日朝にかけて協議したと説明。
「外交上の問題もある。早急に対応しなければいけないということで解任ということになった。
大変反省している」と述べた。

小林氏は組織委を通じて、
「不快に思われた方々に、おわびを申し上げます。申し訳ありませんでした」とする
コメントを発表した。


ユダヤ人権団体の対応


この問題を巡っては、米国のユダヤ人人権団体
「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が21日、小林氏が過去に
「ナチスによるユダヤ人虐殺をネタにしたコントを披露していた」として、
非難する声明を出していた。
団体は「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。
この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」としている。

問題となっていたのは、小林氏がお笑いコンビ「ラーメンズ」として演じたコント作品の一部。
大会組織委員会からの発表などによると、1998年に発売されたビデオソフトに
収録された作品だという。
作中に「ユダヤ人大量惨殺ごっこをやろうとって言ってた時のな」というセリフを
盛り込んでおり、この映像がSNSなどで拡散。
米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が
非難声明を発する事態となっていた。



22日朝から、ネットニュースなどで問題が広く知られるようになり、
ツイッターでは大きな議論を呼んでいた。
映画評論家の町山智浩さんは「ユダヤ系選手やイスラエルも黙っていないだろう」とツイート。
神戸大学の岩田健太郎教授も「小林賢太郎好きだし、コメディの切り取りもよくないけど、
こと五輪に関して言えばこれは完全アウト」などと投稿した

解任が報じられると、各界の著名人もツイッターで反応。
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫さんは
「随分前の事とは言え、ホロコーストのパロディは国際的に 不味まず いだろう」と投稿。
前東京都知事の舛添要一さんも
「人類の最悪の犯罪を笑いの対象にしてはならない」と指摘した。

一方で、混乱続きの人選に疑問を唱える声も上がり、
芸能リポーターの井上公造さんは「ここまでくると任命責任だよ」と苦言を呈した。



国会議員がまさかの 通報


東京五輪・パラリンピック組織委員会の開閉会式でショーディレクターを務める小林賢太郎氏が、
芸人時代にナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をネタにして
解任された問題で、自民党の中山泰秀防衛副大臣がユダヤ系団体に
〝通報〟していたことが明らかになった。

フォロワーから今回の問題で連絡があった中山副大臣。
すると22日、自身のツイッターで
「早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました」と報告した。

その上で「センターを代表されるクーパー師から、以下のコメントがありましたので、
ご報告します」と明かし、同団体のコメントを続けてツイートしている。

中山副大臣は5月、イスラエルとパレスチナの戦闘を巡り
「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」
「私たちの心はイスラエルと共にある」などと記し、波紋を広げたことがあった
(ツイートは現在削除)。


サイモン・ウィーゼンタール・センターとは?



サイモン・ウィーゼンタール・センター(英語: Simon Wiesenthal Center, SWC)は、
アメリカ合衆国カリフォルニア州のロサンゼルスに本部を置き、
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の記録保存や反ユダヤ主義の監視を行い、
国際的影響力を持つ非政府組織であり、寛容博物館(英語版)の運営団体である(後述)。
ヴィーゼンタール・センターとも。

同センターはロサンゼルスに本部を置き、
エルサレム・ニューヨーク・トロント・マイアミ・シカゴ・パリ・ブエノスアイレスなどで
事務所を運営。
民間の寄付で運営される非政府組織で、2012年は2億6000万ドルの寄付を受けた。


サイモン・ヴィーゼンタールは、オーストリア=ハンガリー帝国出身のユダヤ人であり、
第二次世界大戦中にはナチス党政権下のドイツによってクラクフ・プワシュフ強制収容所、
グロース・ローゼン強制収容所、ブーヘンヴァルト強制収容所、
マウトハウゼン強制収容所などに収容されていた。

戦後まで生き延びたヴィーゼンタールは、戦後リンツやウィーンに事務所を構えて
ドイツ敗戦後に逃亡した戦争犯罪の疑いがあるナチス党員の追及に尽力した。

2003年、戦犯追及の終了を宣言した。1100人以上の戦犯の起訴に貢献、引退を発表した。

1977年にアメリカのロサンゼルスにサイモン・ヴィーゼンタール・センターが開設された。
創設者たちのヴィーゼンタールへの好意によってヴィーゼンタールの名が冠されたものである。

1982年公開のホロコースト記録映画
『ジェノサイド ナチスの虐殺 ホロコーストの真実(英語版)』の制作に協力した。
同映画はアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。



普通、ディレクターを選任するなら、実績や 実際の作品が選考の候補に
なるけど、
開催直前まで、知らなかった? とは、さすがに 言い訳にはならないような・・。

私は、日本でオリンピックがあれば、 ディレクターはビートたけしさんがいいと
思っていたけど、
どういう経緯で選考されていたとか、分からなくて 正直残念です。

「任命責任」は逃れられないと思います。


Last Modified : 2021-07-22

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